2012年12月13日木曜日

氷 とある日の食事 ボカシ One day shef ブロッコリー メジロ

 冷えますねー
東京は最低気温3℃だとか5℃だとか言ってますけど、水って0℃で固まるんですよね?
3℃じゃこうはならないはずなんですが・・・
氷は毎日大体1cm位は張ります。
冬って感じがします。
 寒いと言っても昼間太陽が出てる時は気持ち良い日もあったりするんです。
12月初め頃でしたが、とある日の昼食です。
すっごい肉(米沢牛)をいただいたので、突如BBQをやりました。
肉はもちろん美味しかったのですが、びっくりしたのはサツマイモです。
網の下に2本入っていますが、やっぱり蒸すのとは全く別物の味になります。
羊羹を食べてるみたいでした。
焼くとなるときんときが凄まじい甘さでしたね。
蒸したときは 紅はるか≧なるときんとき だったんですが、炭火焼だと紅はるか<なるときんとき になっちゃうのが不思議です。










ボカシ造り

これは農園でも最重要って言っても良いくらいの資材作りです。


 今年の冬は、味噌,黒ビール,オリゴ糖,を使いました。
全て吉田家の食べなかった(飲まなかった)残りものです。
左のように水で溶いたドロドロした泥水みたいなものとヌカを混ぜます

 そのあと晩春頃に造ったボカシと混ぜたヌカをよく混ぜて、少しの水を加えて、菌のたくさんついたポリバケツに入れて少し天圧して、秘密の粉類を表面にぱらっと播いて、たぶん冬仕込みなので、半年くらいしたら出来上がるかな?ってとこです。
腐敗,虫が入らないように後は祈るだけです。
秘密の粉っていうものは、企業秘密みたいなもので無く、説明が難しいので「秘密の粉」にしときました。
知りたい人は教えますよ。


 これは、12月8日にOne day chef という催しものが西荻窪であり、そこで吉田農園の野菜が使われたので、行ってきました。
左の方が今回のシェフです。
フランスの方で、本国ではオーガニックのワインを造っているそうです。
うちも酒ではありませんが、ボカシという発酵物を造っているので、是非1度そういうオーガニックなものを飲んでみたいと思い、その辺の話も軽くしておきました。
2月に持ってきてくれるとのことなので、その時を待つことにします。

メールで説明してくれたのですが、樹齢100年のブドウのワインてどんなんだろうと、酒が飲めない私でもワクワクしてしまいます。

当日の写真はこっちにあります。
http://www1.m.jcnnet.jp/enchante/





遅れてます

例年にない遅さです・・・
どうしたもんか・・・
ブロッコリーにカリフラワー,キャベツに白菜
採れません。
この時期にまだ二つだけしかないのは非常に困ります。

因みにこの二つは自販機に入れてもう完売です。
暫くはまだ採れない日が続く見込みなので、なんとかアブラナ科ブラザーズには頑張ってほしいところです。









こう寒くってもメジロは元気みたいですね。
ムクドリやスズメやカラスなんかの鳥なら、落ちた柿投げつけて追い払いますが、何となく色が良いっていうか、憎めないサイズっていうか、見守っちゃいます。
やってることはムクドリなんかと変わらないんですが、かわいらしいから完全にエコひいきです。
ま、うちはEcoな農法ってことで・・・
人間社会ではこれやっちゃダメですね。こういうこと↑言っちゃうのも失敗のもとですので、気をつけなくてはならないですね。


2012年12月4日火曜日

11月末からの出来事

 冬ですね。
畑はほぼ毎日←のように朝は霜が降り、水は凍っています。

こうなると、寒さに弱い里芋類はまとめて掘って→のような穴の中で保存します。

非常に申し訳ないのが、この写真は、先月撮ったものです。今ではバッチリ芋も入って蓋と布団とビニールシートがかけられています。
年明け過ぎても地下の保温力で出荷が可能なんですよ。


 はい、こちらも先月です。
11月20日にさかのぼります。
この日は、三鷹のハイファミリアさんにて、ベジタブル&フルーツマイスターの牛原琴愛さんの野菜レクチャーがありました。
私も参加というかお話をさせていただきました。
前もって色々考えてはいたんですが、いざ話そうとなると、なかなかうまいこと行かないもんなんですよね・・・
牛原さんの足を引っ張ってしまった感も残る、私にとって反省色々な会でした。
しかしさすがはマイスターですよ。お話上手いし、事前の下準備も私とは大違いです。
私も頑張らなくては・


これは、11月24日の芋煮会の様子です。
基本的に野菜類は来ていただいた人に収穫してもらい、その採れたてを食べる会でした。
左の窯で炊き込みごはんをつくり、右のような芋煮をつくり、竈の火の中で焼き芋を焼き、トウモロコシを網焼きにしたり、焼きおにぎりを作ったり、枝豆を七輪の火で茹でたり、柿をもいだり、みかんを採ったり、バラエティー豊富なバーベキューでした。
ENクッキング鈴木さんがご飯と煮物の献立を作ってくれたので、料理もササッと出来上がりました。
芋煮の写真は残念ながら撮るタイミング逃してしまった(食べるに夢中になっていた)ので、残ったものしか撮れませんでした。実はこの鍋いっぱいにあったんですよ。


 こんな風にのんびりとした写真ですが、私の後ろ側では、子供たちが大騒ぎしていました、他の人は犬を見に行っていたり、自由気ままな晩秋の楽しい一日でした。

 そんな芋煮会のお土産にもなった柿なんですが、たまたま祖母が、鳥に食われて穴の開いてしまった柿の大丈夫な所を切って食べていました。
あまりに「甘い甘い」と言うので、じゃあ糖度を測ってみようかということになり、調べてみるとびっくり!

28.3度くらいですかね?これは確かに甘い!!そりゃ鳥も食うわけですよ。
まだ柿は木になっているので出荷可能です。

この甘さ、味わってみてください





 
 


2012年11月14日水曜日

個人的出来ごと

すごく個人的なことなのですが、『近所の小学校の生徒さんの課題の発表会に行きました』ということがあったのですが、その生徒さん達からはがきが届きました。
普段メールのやり取りに慣れてしまっている中、こういう風に届くと凄くうれしいものですね!!



何というか、まさか時候の句から書くとは驚きですよ!
私の時は
「おげんきですか。ぼくはげんきです」
が定石だったのに。
後、先生が私より若いであろうということにつくづく年を感じますね。
またこの先生が凄く綺麗な人なんですよ。あわや一目惚かっていうくらいですもの。

私の好みはさておき、手紙って感激しますね。


モコメシ×三鷹野菜@Fab cafe 芽吹き トンネル内 パクチー

 
 
モコメシ×三鷹野菜 イベント
 

 一昨日、道玄坂のてっぺんにあるFab Cafeさんで、イベントがあるとのことで、お邪魔してきました。
20分くらい話をするということだったので、畑の話をしてきたのですが、やっぱりこういうお話事は何度やっても緊張します。とはいえ、今回は、車で行かなかったということもあり、勢い付けにバシッとアルコールを入れてからお話ししましたので、いくらか緊張もほぐれていたのかもしれません。
聞いていただいた方には「不謹慎ですみません。」と言いたいです。

この日は、モコメシさんという料理研究家の方が三鷹の野菜を中心に使って料理を作ってくださいました。
見た目にオシャレで野菜の素朴な味もきっちりと出ていて、‘体に優しいが’全面にあふれていました。
こういう風に出来上がっているのを実際に見たり食べると、農家冥利につきると感じます。


 芽ぶき
何にせよ(草以外)芽が出るというのはうれしいもんです!
これは、廿日大根達です。左が白いミニ大根で、右がラディッシュです。外で育てるのであれば、今回が最後の種まきになりそうです。
ミニ大根はさておき、赤や黄色のラディッシュのまん丸のタイプは、暖かいと細長くなってしまうという特徴があるので、うちでは涼しい時に育てます。
このラディッシュの先輩方は、もうすぐ収穫に入りますね。

因みにラディッシュって、食べるときは10円玉~500円玉くらいの大きさのものを見慣れていると思いますが、放っておくと男性の拳くらいの大きさになります。まあ、その時期には表面はガビガビにひび割れ、ごつごつの石ころみたいな形なので、食べたくないものになってしまいます。
春には大根のような白い花が咲き、食べられます。花はサラダやらソースやらの飾りとして使うとかわいらしいんですよ。



これは、少し前に播いた水菜とからし菜のトンネル内です。
うちのトンネルは長年使い続けている為、あちこちに大穴があいてしまっているので、カメラを突っ込んで撮影しました。
私もこびとくらいのサイズにならないと見れない光景なので、撮ってみて中はこんな景色なんだと、なんだか不思議な感覚になります。

今見えている右の列が水菜で、左の列がからし菜です。
鍋の時期には活躍してもらえそうで楽しみです。











こちらはコリアンダーです。
もう少し大きくなってもらいたいって感じですね。
一枚むしって食べてみましたが、なんだかコリアンダーの臭いところが少なくて、でも味は主張しているといった味わいでした。私は、世間のものよりこれの方が食べやすくて断然好きです。
まだ小さいからこの味なのかもしれませんが、できればこのまま育ってほしいところです。

2012年11月8日木曜日

落花生 野菜達

昨日に引き続きです。
昨日今日とパソコンに向かってやる気を出してみました!明日は・・・分かりません


さて、今日は落花生の木から実をはずして、洗い、再び乾燥させる所まで来ました。
ここまでくればあと半分で煎り作業に入れます。
おおむね3週間後には出来上がるかもしれないというところですね。

やはり今年は昨年に比べると穴あきは少ないものの、実の数が少なめです。

煎った後はどんな味になるんでしょうか?今年もたくさんの量が作業中のつまみ食いで無くなってしまうのでしょうか?
楽しみです!!

 我が家の果樹達です。
左 柿は、今が旬ですね!収穫は既にスタートしています。品種は、凄く古い木なので、祖母しか分からないのですが、その祖母も「なんだか分からないや」とのことなので、残念ながら分かりません。甘い柿ってことですね。
右 みかんは、霜が降りてから甘みが増すので、本当はもう少し先にスタートですが、今はチョイチョイうちの祖母のおやつに採ったりしています。
酸味がはっきりしているので、いわゆる‘みかん’よりも、オレンジっぽい味です。
今年は実の大きさが小さいのですが、鈴生りです!たくさん取れそうなので楽しみです!


枝豆 左
枝豆は出荷がスタートできそうです。
秋の枝豆です!生長が遅くて、というか、今年の夏種まきが出来なかったので、生長の時期がすでに秋に入ってしまったので、なかなか収穫に漕ぎつけなかったんです。
3列中どれだけの量が収穫できるのか不安です。秋トウモロコシのようになってしまうのでしょうか?

秋インゲン 中
このインゲンは、祖母のお友達が戦前から守ってきた種だそうで、これからうちでも種を取って育てていくつもりです。
こっそりこんなこともやっていたんですよ。ちなみに、こっそり収穫も始めています。
固定種の東京インゲンと言えるのでしょうかね?

ホウレンソウ 右
枝豆の横のスペースが空いてしまったので、ホウレンソウを撒いてみました。
そろそろ食べごろですね。
明日スタートします。と言っても、第1段は、余りのスペースなのでたくさんはありません。


 コールラビ 左
今年の春に試しに育ててみたのですが、とても美味しかったので、秋にも少しだけやってみました。
ソフトボールくらいの大きさになったら収穫です。今はまだ小さいですね。
秋が本当の育て頃らしいので、今度のものは春より美味しいのでしょうね?
因みに、コールラビはカブっぽい形で、ブロッコリーのような葉っぱなのですが、キャベツの一種なんです。

大根 中
そろそろ収穫ですね。
お待たせしました!って感じです。おそらく来週頃にはスタートできます。
味も滲み込みやすいし、皮薄めにむいてもエグ味が少ない、いつもの美味しい味ですよ!

ルバーブ×カマキリ 右
暫く草畑の中で影をひそめていましたので、育てている私も忘れてしまっていました。
しっかし、頑丈な野菜ですね!!草だろうがヘーチャラです。
今日はたまたま見に行ったらデカイカマキリがいたので、一枚パチリとやってみました。
本当は私、「カマキリがいたから」 とかそういうトピック嫌いなんですが、ルバーブにもう一度光を当てる為に、カマキリに一役買っていただきました。
基本的に野菜を食害する虫が多いので、こういう羽虫を食べてくれる肉食の虫たちはありがたいものです。
残念ながら、私は足4本以上の動くやつらは好きではありませんが・・・(0本も大嫌いです)

2012年11月7日水曜日

サツマイモ 落花生 人参 芋煮会告知

暫くブログに触っていなかったので、時間が少しずれてしまっています。
 

 サツマイモ
これは、2週間くらい前の写真です。
サツマイモは採れたてより、少し時間を置いた方がおいしいので、うちでは、今まさに出荷スタートした所です。
食べごろっていうのは、地域や、農園によって色々言われているようですが、うちでは、10日~2週間くらい保存してから出荷を開始します。
まとめて掘ったところ、今年は ひめあやか が予定よりかなり少なかったです。
なので、安納芋,べにはるか,なるときんとき,クイックスイートの4種類体制で出荷ということになりそうです。

もしどこかでうちの ひめあやか を見かけたら、かなりレアですよ!
 佐藤さん夫妻に収穫を手伝ってもらいました。
べにはるか という品種ですが、形が綺麗ですね。大きさも丁度いいです。
 いくつかはスコップ傷つけてしまいましたが、それでもたくさんのサツマイモを収穫することが出来ました。
昨年はうちでの売れゆき速度は3番目でしたが、今年は2番ですね。
去年も今年も安納芋がやっぱり早いです。甘さだけならやっぱそうなるかもしれませんね?でも個人的には、お菓子なんか作ってイモの香りなんかを考えると、↑これとか、なるときんときが良いとも思いますけどね。


 落花生
これも2週間ほど前です。
ホントは2週間前に採りました!!ってネタで書こうと思ってたのですが、売り物が無いのに情報だけってのも気が引けると思って・・・っていう言い訳をいま思いつきました。

落花生は、出荷はまだです。
今木からはずす作業を行っているので、一度はずして泥を落とし、再度乾燥させた後、煎って出荷が可能となります。
おそらくあと1ヶ月弱はかかるかと思います。

今年は根もとに豆が集中して、外側に豆が少ないです。
実の入りは良さそうですが、付きが少ないように感じますね。





こちらも佐藤さんに手伝ってもらいました。

意外と知らない人もいるみたいですので、あえて書きますけど、落花生って地面の下に出来るんです。
だから、「もぐ」のではなく「抜く」とか「掘る」という方が合ってるんですよね。













掘り終わったら、ビニルハウスの中で乾燥です。
暫くこのまま、木がカラカラになって、殻も水分が無くなってきた所で、木からはずします。

ピーナッツになるまでは意外と時間がかかるんですよ!



 人参
初収穫です。
といってもこれは先週ですね。

前半の播きつけは、種の入荷上、いつもとは違う種類です。
見格好も、少し太くて短いっていう印象です。
うちには土が合わなかったのか、芽出しが大変で、後半の種類の方がたくさん生えてます。

味は、変わらないですね。少し人参臭が少ない?か気のせいか?って感じです。
身はとても柔らかいみたいです。綺麗な状態で収穫したのに、ちょっとぶつけたり、爪がひっかかるとバカっと割れが出ます。そーっと扱って、早めに袋に詰めた方が良さそうな種類です。

後半のものは、いつものやつですので、いつも通りおいしいです。
でも、出荷中期になると混ざってしまいそうです。

今はまだ寒さも本格的ではないので、霜も出ませんし、ある程度の潤いが土にあるので、スポンとぬけます。
真冬はこうはいかないんですね~。
ふゆごもりなのか、地面にがっちり食い込んで、霜で表面の土が凍ってしまったりしていると、茎を持って引き抜くということが出来なくなります。もしその時期に、引き抜こうとすると、身だけ地面に入ったままで茎だけ外れてしまい、非常に掘り難くなるんです。
スコップ無しでは収穫が出来なくなってしまうんですね。











トウモロコシ
秋のトウモロコシですが、今年はやはり種まきが遅かった・・・
ほとんど無しです。
ただ、今日採ってみて糖度計にかけたら、17.5~18度です。
少ない時に限ってすっごい甘いんですよ・・・
残念ですが、致し方ないですね。

ガッカリ


こんなことをやります。
っていうかやってもらうことになりました。
要は芋煮会やりましょうよ!!ってことです。

参加の方は、
http://www.facebook.com/en.honami0427
から予約できます。
うちのGmail宛てでも良いのですが、集計等がありますので、吉田農園から予約の場合、1週間前までにご連絡ください。

2012年10月15日月曜日

虫 イベント

 ブロッコリーにヨトウムシがついていました。
ヨトウムシにやられると←こんなんなっちゃいます。
でも今年はヨトウムシにとってはずれ年みたいです。
全株の中でもまだちらほらレース状になっているだけです。

ま、今後どうなるかはわかりませんが・・・
いないに越したことはことはないので、一安心です。












こっちはシンクイムシの被害にあった株です。
中指と親指の丁度真ん中くらいに、生長点の芯があったんですが、やられてますね。
綺麗に穴があいてます。
ブロッコリーに関しては、脇芽の小さい奴が採れたりするので、とりあえず植えておくのですが、カリフラワーなんかについてしまうと、実り無しになってしまうので、ドキドキです。
シンクイムシも、今年はそんなにいないですね。
一昨年が大当たり年で大変だったので、いるかいないかだけでも、ずいぶん心持ちが違うもんですよ。







ちなみに、うちでは虫の防除方法としては、ヨトウムシに関しては、虫が孵化した段階では一つの葉の裏側に密集しているので、大きくなる前に虫のいる葉をむしり取り、葉っぱごと焼き殺してしまいます。
シンクイムシは、苗の芯がクルッと内巻きになって、いかにも元気無さげな所を見つけ出し、竹串でほじり出して潰すという作業になります。
作業の手間から考えると圧倒的にシンクイが面倒なのですが、苗の時期に限定される虫なので、時期の長さと、被害の大きさからすると、ヨトウの方が長期間のケアが必要になります。


14日に、イベントに参加しました。
以前サツマイモの記事のときお知らせした、アロハモエさんのブースの横に野菜も置かせてもらいました。
たくさんの種類のお菓子の中で、カボチャのフィナンシェとケーキ,4種のスイートポテトにも、うちの野菜を使ってもらいました。
木のおもちゃがテーマだったので、ちびっ子と、そのご両親で大賑わいでした。
野菜の人気度は、キュウリ,ニラと、やっぱり完成品のスイートポテトが横にあったということもあり、安納芋があっという間に無くなりました。



2012年10月9日火曜日

サツマイモ スイートポテト 小学生発表会


秋ですねー
今年はお彼岸を過ぎても暑さが残りましたが、作物は秋を告げています。
告げるというか、野菜が無いって方が合ってるかも知れませんね。
 
 秋の代名詞的な存在のヤツらです。
写真は、サツマイモと、サツマイモの収穫?です。
なぜ「?」かというと、まだ本格的な収穫ではなく、今はまだ試験掘り段階だからです。
おそらく今月中ごろ~下旬にまとめて掘ることになるかと思います。
 前後してしまいましたが、左の写真、今年は、5種類のイモを育てました。
一番上の白い袋のものが、安納芋
その下赤い袋が、べにはるか
紺色の袋が、クイックスイート
半透明のものが、なるときんとき
地面に転がっているのが、ひめあやか
です。
これらのイモ全部で10kgくらい採れました。写真は9月の末に撮ったので、今がそろそろ食べごろですね。
ココにあるものはほとんど全て府中のアロハモエさん行きでした。
10/14に、三鷹市の‘あきゅらいず’という会社の社屋で、マーケットがあり、そこでお菓子に変身して販売されます。
この初ものを食べたい方は、行ってみてください。
今年のイモは8月の高温少雨の影響を受けたので、とてもおいしいですよ!

 
さて、そんなサツマイモですが、その初ものの一部で↑こんなものを作ってみました。
スイートポテトです!
皮はべにはるか,中身のクリームは、べにはるか:安納芋=7:3くらいです。
 
作り方は
①イモを半分に切り、20分~25分ほど蒸して柔らかくします。
②蒸しあがったら、スプーンで身を5mmくらい残してほじります。
③ほじった身と、安納芋(少量)の身をざるで裏ごしします。
④裏ごしした身とバター,砂糖,生クリーム,卵黄を混ぜて滑らかにします。(裏ごすと、温度が下がるので、湯煎するとすぐ溶けます) 分量は専ら目分量で作っているのですが、イモ:砂糖:生クリーム:バター=10:0.5:1:1くらいでしょうかね?味見して美味しいクリームになるまで探求してみてもよろしいかと思います。
⑤滑らかにしたイモをほじった皮に戻し、卵の白身を塗ります。 私は、いつも指先に卵白をつけて、成形しながら塗りますが、気になる人はハケ等を使ったらいいと思います。
⑥オーブン200℃で15分焼き上げます。
 
(おまけのひと手間)
私は、シナモンとクローブを煮だしたお湯を作り、小さいフライパンに砂糖を大さじ1くらいと、作ったお湯を入れ加熱し、水分が無くなった所に更にお湯を入れ、カラメル?飴?のようなものを作り、焼きあがった表面に垂らします。
この為、④のときに少し甘さを抑え目にします。
 
安納芋を少し入れるだけで色が山吹色くらいになって綺麗ですよ!
 
 


これは、近所の小学校の課題です。「地元の農家へ行ってインタビューをして、調べたことをまとめて発表する」というもので、吉田農園にも2グループの小学生が来ました。
なんだか大学のゼミみたいだなと感心しながら色々お話しました。
左側の子達は、農園でどうやらトマトに興味を持ったらしく、トマトの歴史と種類を劇のような形式で発表しました。
あれ?ここまで話したっけ?というところもありました。自分たちでも調べたみたいですね。スゴイ!!
右の子達は土中微生物の話を紙芝居形式で発表しました。
土中微生物とか土中成分の話は私もまだまだ勉強中です。テーマを見て(あれま大丈夫か?)と思いましたが、分かりやすく簡潔にまとまっていました。私も、表現とかのことを見習わなくてはならないといけませんね。

他にも近所の農家の話も発表されていたので、他の農家の考え方や取り組みを私も勉強させていただきました。

いやー!最近の小学生 ヤリますな!?