2012年6月16日土曜日

トマト 塩トマト小話 トウモロコシ ナス

 tomato
いよいよです。
第1号は、やっぱりフルーツトマトでした。
これで自動販売機等で販売する、だいたい1パック分です。
今日はたまたまトマトが採れた時にボナペティさんからご注文があり、第1号はボナペティさん行きになりました。

塩トマト小話(私が聞いたり読んだりしたことを要約した内容なので、間違えているかもしれません。間違ってたらごめんなさい)

今世界で最も流通量の多い青果がトマトです。
品種も30000~50000種らしいので、野菜の中では一番多いでしょう。
これだけの多品種がありながら、日本のトマトの約75%がモモタロウという系統の種類です。
今巷でよく言われている塩トマトも実はモモタロウだったりします。塩トマトは熊本県の八代という地区で作られます。ここは、干拓したところだったので、土壌塩分が多く、根が十分機能してくれないので、実が小さいのですが、その替わり、木と果実が多大なストレスを受けるので、ふつうのモモタロウトマトではありえないくらい甘いトマトが出来上がるのです。
とにかく、今も昔も市場は色,形が命です。だから、この小粒になってしまうトマトは、ほとんどゴミ同然の扱いを受けていたそうですが、生産する地元ではウマいともっぱらの噂でした。
実際直売所等ではとても人気で、こういう状況になってくると、当該地区のJAも動き出し、塩トマトというブランドトマトを作り出したのです。
こうしてこの地域の独特なものだというイメージが出来上がってくると、市場も儲かるのでガンガン売りますよ!!というスタンスになってきます。大都市圏からは、知る人ぞ知るスーパートマトとか幻の塩トマトとか、メディアからの注目や人気も後押しすることになり、とうとう地方の名もない塩害トマトというマイナスの者から、有名大ブランドトマトとして扱われるようになりましたとさ。

タキイ種苗もこういう状況下では育てることを想定していなかったでしょうね。
まさに怪我の功名です。

以前、「吉田農園でも塩トマト作ってよ」という声があったのですが、上記の成り立ちが特殊なので、残念ながらうちでは出来ません。というか、関東地方では八代地区で使われている物と同じ種を使うと、たぶん普通のトマトが出来ます。








トウモロコシ
雌穂(しすい,雌花です)が出てます。
この後雌穂の下がだんだん膨らんできて、雌穂が黒くなったら採りごろです。
因みにこの雌穂、南蛮毛といって漢方でもあります。お茶のようにして飲むらしいのですが、血行促進や、むくみの解消に効果があるようですよ。
私は・・・これに関しては飲む気はありません。
収穫時期に、また書き込むとは思いますが、とりあえず現時点で気になった方は覚えておいてもよろしいのではないかと思います。








ナス
元気です!!良い感じの色つやです。
明日から4連続で雨らしいですね・・・
ナスは寒いの苦手なので、調子を崩さないと良いのですが・・・

それとナス科の仲間のトマトも、せっかく完熟しても雨が降ったら割れちゃいます。

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