2012年6月4日月曜日

キュウリ カボチャ ツルナ 大根


キュウリ
キュウリってなんでこんな名前なのかって知ってますか?
これは黄瓜なんです。イエローな要素が見当たらないと思いがちですが、皆さんの食べている実は、実は半熟です。本来は、ヘチマ位大きくなって、中に種が出来てきて、最後に黄色くなって完熟となります。残念ながら完熟すると、とても美味しいとは言えないものなのだそうです。それに、キュウリを木につけたまま完熟させると、木がエネルギーを使いすぎて、かなり深刻な実り疲れをきたしますので、レタスに花咲かせる我が家でも黄色くなるまで木につけたまま、なんていう暴挙には出ません。

そんなキュウリですが、とうとう採れ始めましたね!!
これが採れ始めると果菜類が本格化するという前兆です。
とりあえず今日は出だしなので、4袋分ほどです。
これらは早速すべてやさい村さんに行きました。
だから、明日もしもやさい村さんに吉田農園のキュウリというものがあれば、それは初ものということになります。
少し前に夕張メロンが初競りで2玉100万円という豪快な金額で動きましたが、ご安心くださいこのキュウリはそんなにはしません。
ただし、昭和の匂いのする八百屋さんなんかでは100円のものを100万円~!!とかいう表現方法もあったので、万が一そういうことになったらメロン以上の価格になってしまうかもしれませんけどね。(笑)


これはカボチャです。
左が雌花で、右が雄花です。分かりやすい形をしていますので分かるとは思いますが、左が実になる花で、右は実にはなりません。
ただ、花粉をつけてやらないとしっかりと大きくなってくれないので、蜂にお願いしたいところですが、あまり飛んでいない場合は人間が交配の手伝いをしてあげる必要が出てきます。
その時には雄花を摘んで、花弁をむしり取り、雌花の柱頭に花粉を運んでやります。
 ツルナ
草じゃないか!!と思いがちですが、これがツルナです。
写真上部の細い葉はニラで、その上のちょんちょん生えてるものが雑草です。
ごらんの通りツルナの勢いに雑草の方が追いやられている訳です。
美味しく食べることができるので、うちでは夏の葉菜類として重宝しますが、この生命力が畑の中に入ってくると、暴力的な繁殖を見せつけますので、大体はお隣との壁の縁や、農道の隅っこの方に定着させておきます。
だから、耕されていない固い土の上で、トラクターに轢かれるわ、踏まれるわ、むしられるわ、燃されるわ・・・生命力と根性がなくてはやってられないくらいの扱いを受けています。
このツルナですが、太平洋の西側一帯に自生していたと考えられていますので、野菜としては非常に珍しい、昔から日本に生えていた日本原産ともいえます。
だからこそ気候があって、この力強さなのかもしれませんね。
味はホウレンソウに極近く、栄養価も使い方もほぼ一緒です。
私は茹でて、甘めの味付けの胡麻和えが好きです。


大根
これも収穫開始です。
以前アップしましたが、あの列は高確率でトウが立ちましたので、今は2番目の畝を中心に収穫しています。
今月いっぱいもってくれるか?
気温と降水のみぞ知るってとこですね。

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