2012年4月29日日曜日


 タケノコが取れ始めました。
昨年晩冬から今年春までが非常に寒く、サイズは昨年よりも小さい状況です。
取れ始めも約2~3週間ほど遅く、なかなか出てこないな~といった状況です。
とはいえタケノコは根のはりがすさまじく、サツマイモ畑の縁に筍が出てくるため、畑に入ってしまうと大問題なので、ある意味こんなものかもしれないなと少し安心していたりもします。
 タケノコってどんなふうに生えてくるかって、あまり知られていなかったりします。
竹の根っこから直接なんですよ。
今回ちょうど根っこごと採れたのがあったので紹介します。
タケノコと垂直に棒のようなものがくっついていますが、これが竹の根っこです。
固さは竹その物って感じですが、竹の本体と違って中が空洞ではないので結構ずっしりします。
この根っこの節のところに竹の芽、つまり筍の赤ん坊のようなものがチョコチョコ付いています。このチョコチョコが大きくなるとタケノコになるようです。





竹の根っこは固くて、深くに入っていて、取ろうと思うと頑丈に地面に固定していて、伸びが早くて、根っこから筍やら笹竹やら生えてきて・・・畑なんかに入ろうものならどうしようもない厄介者です。
根っこ取りは、根がまっすぐに伸びるわけでもないのでスコップで探しながら掘り進めて先端に達したところで一気に引き揚げるという作業です。根っこの引き出しの時手元が狂うと鞭のようにしなった棒で思いっきりひっぱたかれるような衝撃があり、結構危険だったりするので、出来ればやりたくない仕事ですね。
一昨年は20~25m位のものが何本もサツマイモの畑の中に入ってしまっており、取り出すのが非常に大変でした。。
大体5月始め頃、サツマイモを植える前に根っこの掘り出しをするのですが、今年はあまりはびこっていないようなので、大々的には行わないで良さそうです。



まあそんなタケノコですが、食べるとこれがなかなかどうして美味しいんですよね。
吉田農園では、採ったタケノコは、その日のうちに皮を剥いて、米ぬかを入れたお湯で1時間弱位茹でて灰汁抜きします。
こうしておくと、調理する時楽なんですよね。









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