2013年4月11日木曜日

伊那 筍 (春野菜)

長野県の伊那に行ってきました。















良いとこでしたよ~。
で、なんでわざわざそんなこと書いてんの?
っていうことなんですが、ちょっと買い物に行ってきました。
下の写真の汁物の中に寒天の麺(トコロテン)が入っていまして・・・回りくどくなってしまいましたね。


これを買いに 伊那食品工業 という所に行ったんです。
吉田農園ではずーっと欲しかった海の成分です。
古くは20年くらい前から母が「海へ行って打ち上げられた海藻を拾ってこよう」と父に言って、「そんなもの塩が入っているんだからダメだろ!!やだね」ってなったり、知らない間に昆布みたいなものがたい肥場に乗っけてあったりしていたのですが、3年ほど前に●粉末になっていて●臭わない 使いやすいものを見つけて吉田農園では「海藻の粉」と呼んで使用していました。
ただ、この「海藻の粉」ちと高い。
アイルランドだかデンマークだかその辺で採れたものを乾燥,粉砕して輸入したものなので、まあある程度はしますね。
昨年は、伊勢に旅行に行った時に地元の農家の畑の畝に海藻が入っていたり、堤防に海藻が塩抜きの為に置いてあったり、タクシーの運転手やら漁師っぽい人にも「欲しいんだけど、どこか売ってたりしませんかね~」と聞いてみたのですが、「そりゃ~無いだろうね。」とか、「俺のじゃないから知らないけど、ちょっとくらいなら分かんないんじゃない(持ってけば?)」の一言でした。
どうにか塩も無く、安く、手に入らないものだろうかと探していたら、あるとき偶然見つけたんです。
 寒天工場で、寒天を精製する時に出てしまうカスを発酵させたもの。
見つけてから約半年、時間が出来たら見に行こうと思っていたのですが、やっと端境期に入り、仕事も一段落したので出かけてきました。
工場の人にも色々聞いてみたのですが、「ウム、これは欲しかった間違いないヤツだ!」ということで、15袋だけ買ってみました。
アガーライトや、肥料分の入った寒天資材や、伊那食品のことは、機会があったら書こうかなと考えています。

しっかし、伊那 遠い・・・軽トラではバッチリ腰がガクガクなる距離です。しかも、荷物を積んだ後の運転のストレスたるや・・・軽トラで100km/h超えた時なんかは、爆発するんじゃないの?ってくらいの音がするんです。
ま、そんな悲鳴みたいな音をたてながらも、今回は「お疲れ軽トラ!」ですね。



早速播きまして、耕しました。
花が咲いていた小松菜やらルッコラやら水菜やらホウレンソウやらあったのですが、アガーライトと家のボカシと、食品コンポストを混ぜて鋤き込んだので、結構早く土に戻るんじゃないかと期待しています。
3種とも食品系で発酵しているものです。いかにも美味しそうなものが育ちそうでしょ?
ご期待ください。
因みに、この畑には夏果菜類を植えます。


・・・畑も一段落。と思っていたのも束の間、こいつらが生えてきやがりました。
去年から今年にかけて異常に寒かったし、昨年の今頃も竹の根っこ掘ったりしてたから、今年は生えてこなくて助かったな♪という安心感を押しのけてボコボコと畑にヒビをつけて膨らんで来てたんです。
食べるとウマいんですけどね~。春の山菜?の中ではトップクラスの味なんですが、畑に入ると草以上に厄介(特に根っこ)なんですよね。
筍は竹林から出てこい!!って毎年思ってるんですが、「呼んだ?」みたいに平気でポコポコ頭出してくるんですよ。


まあ生えてきた食べられる物なので、今年も毎年恒例のこの景色になりました。
あ!でも今年から一部違いが!!蓋がちょっとだけそれらしくなりました。
去るイベントごとがあり、この窯で調理したので、専用の蓋を用意したんです。
とはいえ、そんな小さな変化では、口元とへそは曲がる一方で、にっこりできない憎いあんちくしょうです。
そんな筍ですが、今年はあるときと無い時の差が激しそうです。一昨年のように毎日採れるというようなことは無さそうです。


春野菜達。
そのうちまた寒さが戻らないか心配ですが、これからどんどん育て!の気温になりましたね。
とはいえ絹サヤ,スナップえんどうは、確実に遅れます。
玉ねぎは家で食べるくらいの量しか育てていません。
ラディッシュは、来週くらいから販売機に並びそうですね。
なんだ見せただけか?ってことになりそうですが、はい 残念ながらそうです。
最近野菜っぽい写真載せてない気がして、今日は野菜っぽい写真撮りたくて撮ったもので・・・

・・・すんません。